精神薬の中止方法を医師はわかっていない

精神薬の中止方法を的確に指導できる医師はいるのだろうか?

 

少なくても私は知らないし聞いたこともない。

 

これは私自身が精神薬の被害に遭い、その後の3年間ほぼ毎日ネットな中の薬害被害者の声を読み続け、そして感じる素朴な疑問である。

 

精神薬の中止方法を医師はわかっていない …

 

この結論に辿り着くために私は随分と遠まわりしてしまった。

 

その間も体調は悪化の一途を辿り、生きているのが不思議なほどに酷い状態となっていた。

 

私が診察を受けた全ての医者は、自分が学習した精神薬の中止方法や減薬方法が通用しないこと、そして何の役にも立たないことすら理解していなかった。

 

絶望的な体調不良の原因を求め狂ったようにドクターショッピングを続け、医師に必死に説明を求めても、その苦しみの原因を知っている医師は何処にもいなかった。

 

そしてこの経験は私だけではなかった。

 

私と同じ経験をしている人がネットの中には溢れかえり、その地獄から逃れる方法を求め彷徨っていることを知り愕然とした。

 

その誰もが、検査では異常が見当たらない壮絶で奇妙な症状を抱え、医師に相談しても回復するどころか悪化し続けている。

 

精神薬を一気断薬させる医師がいる …

精神薬を急に減らす医師がいる …

精神薬を次々に試する医師がいる …

精神薬を一気に変える医師がいる …

 

一気断薬させられた人の中には壮絶な離脱症状に耐えられず自死を選んでしまう患者がいる。

 

1週間毎に4分の1減らすなどの無責任な減薬指示により、生き地獄の様な離脱症状に苦しむ患者がいる。

 

精神薬を次々と試した結果、離脱症状と副作用が入り混じり容認不能な症状が現れてしまう患者がいる。

 

作用機序の違う薬へ一気に変えられ廃人のようになってしまう患者がいる。

 

医現病を認める医師はいないと言っていいだろう!

 

不思議なことに、医師は患者がネットの情報を見ることを嫌い患者には見ないことを薦める。

 

精神薬の止め方を知らない知ろうとしない医師が、今日も精神薬をあめ玉のようにばら撒いている。

 

2023年12月18日