ドライカット減薬

ドライカット減薬は、錠剤をヤスリやカッターなどで削って減らす方法である。

 

錠剤をすり潰し乳糖でかさまししてから計量する方法もある。

 

 

ベンゾジアゼピン系薬物の場合、0.001mgまで計量できる精密天秤が必要になる場合が多い。

 

 

私はドライカット減薬の経験がないので詳しい説明は出来ないが、この方法を実践している人は、精密天秤を使用している場合が多い。

 

 

ベンゾジアゼピンの減薬は誤差を出来るだけ少なくする必要がある。

 

 

錠剤は有効成分に乳糖やでんぷんなどの添加物を加えて固めているので、錠剤のパッケージに書かれているmgよりも実際の錠剤の方が重い。

 

 

このことは当然ではあるが、実際に錠剤を計量した時に???となる人が多いので、参考として書き記す。

 


ドライカット減薬は自己責任で!

 

 

0.1%単位の減薬など医師は絶対に指導することはない。

 

 

ここまで細かく正確に計量しないとベンゾジアゼピンという恐ろしい薬物を止めることが出来ないことをほとんど医師は知らない。

 

 

ドライカット減薬も手探り、安全性は確立されていない。

 

 

しかし多くの薬害被害者が、実際にこのドライカット減薬で断薬まで辿り着き健康を取り戻している

 

 

錠剤を粉末にしないで直接削る場合、錠剤中の有効成分の分布に注意する必要がある。

 

 

薬の有効成分を均等にして減薬する為には、薬をすり潰してから精密天秤で測る必要がある。

 

 

医師が適切に指導してくれない、薬剤師が正確に計量してくれない事が最大の問題と言える。

 

 

悔しいが、患者が自ら工夫して減薬を進める以外、この薬害を断ち切る道はないと言っても過言ではない。

 


▶ドライカット減薬に必要な道具

 

精密天秤