医師への信頼が招いた悲劇

風邪を引いたら内科へ行きお腹が痛いと胃腸科へ、腰が痛いと整形外科、耳や鼻の不調は耳鼻科へ …

 

誰もが医師を信頼し薬に頼っての生活が日常となっている。

 

「先生の言う通りに薬を飲めば病気が治る」 …

 

医師に全幅の信頼を置き何も疑うことなく全てを医師に任せることが常識となっている。

 

病気に苦しむ患者はある意味弱い立場と言えるかもしれない。

 

弱っている患者は医師の診断と処方に従い言われた通りに薬を飲むことがあたり前になっている。

 

しかしこの習慣が仇となりいまや日本中で向精神薬による薬害が蔓延し壮絶な健康被害に苦しむ人達が爆発的に増えている。

 

しかしこの期に及んでもだれも医師を疑わない …

 

まさか信頼している医師が病気を治すのではなく、症状を誤魔化すだけの薬物を飲ませている訳がないと思っている

 

そしてこの考え方はとても危険でありこの流れに身を任せることの愚かさを私は薬害という形で知ることとなった。

 

病院で処方されている薬を詳しく調べ納得してから服用している人はどのくらいいるだろうか?

 

インターネットの普及で誰でも気軽に処方薬の情報を入手出来るようになった今でも医師から処方された薬を詳しく調べる人は少ないだろう。

 

麻薬及び向精神薬取締法で厳しく規制されている筈の向精神薬があまりに簡単に処方され続けている。

 

このことを知っているのはこれらの薬物で地獄を見た薬害被害者だけかもしれない。

 

精神薬は脳に直接作用して精神に影響を及ぼす薬剤である。

 

そしてこの薬剤の処方権を持っているのは日本では医師だけである。

 

内科、整形外科、皮膚科、婦人科、耳鼻科、アレルギー科、ペインクリニック、脳神経外科、口腔内科など、ありとあらゆる診療科で、精神薬は処方され続けている。

 

多くの人が知らない薬害の入り口は身近に潜んでいる。

 

家族、親戚、友人の中に、薬を飲んでも治らない、どんどん体調が悪くなっている人はいないだろうか?

 

睡眠薬を常用している人、病的に太っている人、急激に痩せた人はいないだろうか?

 

「死にたい!」そう言い続けている人はいないだろうか?

 

精神薬を処方している医師がその恐ろしさを理解していない。

ベンゾジアゼピン系薬物による健康被害を深刻に捉えていない。

 

薬害の原因がベンゾジアゼピン系薬剤だった場合、回復までの道のりを知っているのは医師ではない。

 

医師を妄信することの危うさに気づいて欲しい。

 

時には医師の診断を疑うことも必要であり、処方された薬を飲む前に調べることは必要不可欠、自分の身は自分で守るしかない。