パニック発作
パニック発作の恐ろしい症状は何といっても窒息感!
私の場合も突然息が吸えない感覚となり死をも連想する様な厳しい体験となった。
汗が噴き出し身体は震えふわふわした眩暈やふらつきで立っていられない。
動悸、吐き気、恐怖感、焦燥感により身の置き場がない。
私は始めてのパニック発作に対処法もわからず、何も出来ずにその状況に身を任せるしかなかった。
とにかく息が吸えないという始めての感覚に打ちのめされ、私は翌日に診療内科に電話をかけるという選択をしてしまった。
精神科医は私にこう言った
「パニック発作で死んだ人はいないので安心して下さい」と!
他人事とも言える返答だが、その時私は目の前の精神科医を救世主だと勘違いしてしまった。
本当に愚かな選択をしてしまったと今は悔やんでも悔やみきれない。
今ならはっきりと解かる、私のパニック発作は間違いなくベンゾジアゼピン系の抗不安薬バランスの一気断薬による離脱症状だった。
そして確信している、薬剤性のパニック発作なら原因薬の微量減薬で少しづつ回復に向かう事を!
パニック発作は遺伝や自然発症の脅迫性障害、心的外傷後のストレスなどによって発症するなどの医療関係者の言葉をネットではよく見かける。
しかしそれだけとは限らないほど多くの人達がパニック発作に怯え苦しんでいる。
医師が認めようとしない薬剤性のパニック発作は確実に存在する。
現にパニック発作を抱える人達の多くが発症前に精神薬の服用経験があることを訴えている。
精神薬が原因のパニック発作を精神薬で押さえつけ症状を曖昧にしても根本的な回復には繋がらない。
私は飲んでしまったベンゾの微量減薬によりパニック発作に怯える日々から抜け出すことが出来た。
▶私が試した緩和対策
パニック発作は死を連想するほどの厳しい症状ですが、必ず収まる事、窒息感を感じても窒息することはないことを自分に言い聞かせて収まるのを待ちました。
その際に取り入れたのが深呼吸とバタフライハグでした。
又、パニック発作の予感を感じた時はミントタブレットを舐めたり、ミント系の香を嗅いだりして気持ちを逸らせることも有効でした。
バタフライハグとは?
バタフライハグは、自分で自分を抱きしめるような形で両手を交互にたたくセルフヒーリング方法です。
YouTubeで検索すると具体的な方法を知る事が出来ます。
幻覚~付きまとう黒い影
部屋の片隅に黒い人影が見える。
私はこの奇妙な現象をリボトリールを頓服で服用している時に何度も経験した。
思わず振り返ってもそこには誰もいない。
気にしない気にしないと思っても、ふとした瞬間に何度も現れる。
あれは何だったのだろう?今でもたまに思い出す。
普通なら叫びだすような体験だがその時は不思議と何も怖くなかった。
今はベンゾジアゼピン系薬剤による幻覚であったと理解しているが、当時は自分が幻覚をみるような危険な薬物を飲んでいることさえ知らなかった。
リボトリール 悪魔の薬
ネットでよく見かけるリボトリールをイメージした言葉だ!
リボトリールの頓服使用は服用と一気断薬の繰り返し幻覚をも見せることがあるとても危険な服用方法だった。
幻覚とは実際には無いものが見える現象であり、私が見た幻覚は薬剤性のものだった。
ベンゾ最強力価のリボトリールを短期間に飲んだり飲まなかったり …
やがて頓服使用を繰り返した脳はダメージを受け、幻覚はそのことが原因の脳の誤作動だったと今は理解している。
意味不明の妄想
取り留めのない考えが頭の中に次から次へと湧きあがる。
意味のない考え、飛躍した想像が頭から離れない。
そのどれもがマイナスの思考だった。
そしてふと我に帰った瞬間に考えていた事を全て忘れている。
妄想という言葉を調べてみた。
ストレスやアルコール、そして薬物の乱用が原因と書かれていた。
薬物の乱用?私は違法薬物など服用していない。
ただ真面目に医師から処方された薬を飲んだだけ …
精神科医から舌の痛み止めとして処方されたリボトリールは、私にとって悪魔の薬でしかなかった。
この神経毒のような劇薬により、私は混沌とした妄想に取りつかれるようになってしまった。
妄想という言葉を何度も何度も調べてみた。
そこには関連する病気として精神病や双極性傷害と書かれていた。
病気が先?精神薬が先?
靄のかかった思考の中私は異常な妄想にとりつかれてしまった経緯を必死に辿りそして確信した。
私が抱えてしまった気が狂いそうな妄想の原因はリボトリール、完全に精神薬が先であった!
グルグルと思考を占拠した妄想 …
今はそれが何であったのか全く解らない。
ただ不思議で不気味な感覚であったとか思い出せない。