隔日法減薬

医師に減薬を相談すると、一気断薬や隔日法を平気で勧めてくる。

 

 

実際に精神科医が発信している動画やブログなどでも隔日法を推奨して人をよく見かける。

 

 

彼らは何も解っていない …

 

 

薬害を経験したことのない人の危険な情報だと怒りが沸いてくる。

 

 

ベンゾジアゼピン系薬剤は急に止めたり減らしたりしてはいけない!

 

 

このことを知っていれば、隔日法での減薬は実質破綻していると私は思うのだ。

 

 

医師が自信満々に勧めてくることに怒りを通り越して呆れてしまう。

 

 

隔日法での減薬は1日置きなどから始め徐々に飲む日数をあけて行く減薬法である。

 

 

半減期の長いベンゾなら、有効な減薬方法かも知れない。しかし半減期の短いベンゾの場合、薬の血中濃度が乱高下してしまう。

 

 

体調を安定させる為には血液中の薬の濃度を一定に保つ必要がある。

 

 

これは私自身が試行錯誤の末、自分の身体で実験し辿り着いた結論である。

 

 

半減期の短い睡眠薬を1日6回飲んで血中濃度を安定させ減薬している人がいることを医師は知らない。

 

 

私の場合は半減期が27時間もあるベンゾをあえて1日3回服用している。

 

 

多くの減薬者がそれぞれ自分に合う方法を見つけ出し、何とか体調を立て直し、命がけでベンゾを減らそうと日々戦っている。

 

 

隔日法で断薬出来た人もいるのは事実であるが、全ての人があっさり断薬出来る訳ではない。

 

 

隔日法という断薬方法が通用するベンゾは、半減期が約122時間と言われているメイラックスくらいではないかと考えられる。

 

 

減薬指導をまともに出来ない医師が多すぎることに、強い危機感と不信感を覚える。

 

 

患者に寄り添った減薬指導を放棄するならば、せめて患者の症状が悪化する精神薬の新規処方は止めて頂きたい。