聴覚過敏、音が怖い
聴覚過敏の症状は、生活音など普段聞いている何気ない音が異常に大きく響く症状、ベンゾ離脱症状の中では辛いうちには入らないと私は思っている。
しかし健康な人に急にこの症状が現れると大きなストレスに晒されるであろうことは想像出来る。
救急車の音が大音量で聞こえる
スーパーの店内放送が怖い
自動支払い機の音声が頭に響く
遠くにいる人の声が耳元で聞こえる
普通では考えられない異常な感覚に翻弄される日々が続いた。
金属的な音は耳鳴りのように暫き頭から離れず、恐怖とストレスに一日中振り回されるような日々を過ごしたが、これらは気が付くと治まっていた。
私は聴覚過敏という症状はその殆どがベンゾジアゼピンなどの向精神薬が原因だと思っている。
耳鼻科に行って検査をして原因が判らない場合精神科に繋がれる危険性がある。
聴覚過敏の殆どが原因不明とされストレスや自律神経からきているなどのゴミ箱診断をされている。
先ずは普段自分が処方されている薬を調べて欲しい。
その中にベンゾジアゼピン系薬剤や抗うつ剤、抗精神病薬などが紛れ込んでいないだろうか?
私の場合、聴覚過敏はリボトリールの離脱症状だった。
頭鳴(ずめい)
私の場合、頭鳴(ずめい)は、水溶液減薬の減薬率を間違えて多く減らしてしまった翌朝から現れ断薬した今でも完全には回復していない。
金属的なシーシーシーという感じの不快な音が24時間ずっと頭の中に響いているが少しづつ緩和されてはいる。
現在は夜布団に入った時などに気になる程度、ピークじからはかなり回復しているがまだ完全には止まってはいない。
何故か固いものを食べる為に強く噛む時や水などを飲む為に顔を上に向けると金属的な音が大きくなる。
私の場合はきっかけがはっきり自分で解っているのでリボトリールの離脱症状に間違いない。
1%減薬するつもりを間違えて10%減らしてしまい地味に辛い離脱症状が1つ増えてしまった。
この経験から私は大きく減薬することがすっかり怖くなってしまった。
たった1回の減薬失敗の代償が2年半以上にわたる頭鳴、リボトリールの恐ろしさを痛感した出来事だった。
こんな劇薬がばら撒かれていることが信じられない。
精神薬を急減薬しても何も起こらない人は確かに存在する。
しかしほんの僅か向精神薬の量を動かしただけで長期に渡る苦しみを背負ってしまう私の様な人間もいる。
耳鼻科に行っても、精密検査を受けても検査結果にでない症状は、ストレスや自律神経失調症などと言われ誤魔化されてしまう。
私の頭鳴はまだ完全には収束していないが、リボトリールの微量減薬そして断薬と時間薬で少しづつ収束に向かっている。
耳鳴り(みみなり)
耳鳴りは多くの薬害被害者が苦しめられている症状、ベンゾ薬害では代表的とも言える離脱症状である。
私の場合はそれほど酷い耳鳴りは起きていないが、それでも耳鳴りにはいつも怯えている。
ふとした瞬間に高音のキーンとした音が聞こえることがある。
このまま止まらなくなってしまうのでは?
そんな恐怖に常に付きまとわれている。
薬害経験者の方の「耳のなかでセミを数匹飼っているぐらいの大音量」などと表現されている言葉に恐怖する。
気圧の変化や部屋の中の換気扇による空気の流れに反応して高音の耳鳴りが始まる時がある。
ベンゾ離脱症状の耳鳴りは脳の神経細胞のダメージが原因、耳鼻科にいっても医師には治せない。
しかし精神薬で誤魔化そうとする医師がいるので注意してほしい。
耳の検査を受けても視診や検査結果に異常は見つからない時に精神薬を処方されてしまうという悲劇が後を絶たない。
耳鳴りはストレスが原因?
耳鳴りは自律神経失調症が原因?
耳鳴りは疲れや疲労がが原因?
耳鳴りは加齢が原因?
たしかにこれらが原因の耳鳴りもあるだろう!
しかしベンゾジアゼピン系薬剤の離脱症状などの薬剤性の耳鳴りは確実に存在する。
耳鳴りを治せない医師は心因性の症状として患者を精神科に繋ぐことがあり薬害の存在を知らないと医師の言いなりに薬漬けになってしまう。
耳鳴りで精神科に行ってはいけない!
耳鼻科で向精神薬を処方されても飲んではいけない!
耳鳴りが向精神薬の離脱症状だった場合は回復する可能性がある。
精神薬の微量減薬と時間薬で多くの薬害被害者が耳鳴りという辛い症状を克服している。