薬の作用と副作用

薬の名前すら気にかけることなく、まして薬の作用機序などを気にする人は殆んどいないと言っていいだろう!

 

薬害は薬を飲む前に効能と副作用を調べることで回避出来る可能性が大幅に高まる。

 

薬について何も知らない、知ろうとしない、医者に任せることにはリスクが伴う。

 

薬害は決して他人事ではない。

 

自分に処方された薬を服用する前に調べることを習慣にしてほしい。

 

これは薬害から身を守る為には欠かせない行動となる。

 

自分が処方されている薬の中に脳に直接作用する薬物が含まれていないかを調べてほしい。

 

ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系、抗うつ薬、抗精神病薬、てんかん薬、オピオイド系鎮痛薬(非麻薬)、抗ドパミン薬などの文字が含まれていた場合、その副作用欄に書かれている症状をよく見てほしい。

 

薬の作用も副作用も同じく出る可能性のある症状である。

 

都合のいい症状を作用、都合の悪い症状が副作用となっているだけだ。

 

例えば腰痛に出された薬の副作用が錯乱や痙攣発作だったら、あなたはその薬を簡単に飲むことが出来るだろうか?

 

大袈裟に書いているわけではない。

 

実際に腰痛で整形外科からリボトリールを処方される場合がある。

 

リボトリールについて、添付文書などで薬の情報を検索すると、重大な副作用の欄に錯乱や痙攣発作がはっきりと書かれている。

 

調剤薬局で渡される薬の注意書きにはごく軽い副作用しか書かれていない。

 

手渡す薬剤師も患者に対して「錯乱の危険性があります」とは、絶対に伝えることはない。

 

例えば、暖かいお風呂につかり運動や生活習慣の改善で軽快する可能性がある症状に果たしてリボトリールは必要なのか?

 

答えは明らかだが、今日も何も変わることなく向精神薬はばら撒かれ続けている。