絶対に治るという気持ち
辛い減薬、離脱症状を乗り越えて断薬を成功させた多くの人達が、見違えるように元気になり薬を飲む前の自分を取り戻している。
私は希望が持てる情報と快方に向かった体験談だけを信じる事に決めた。
辛すぎて心が折れそうになる瞬間は何度も何度も襲ってる。
そのたびに薬害と戦う同志、回復した先人の言葉に救われる。
絶対に治る!元の自分に戻る!
この気持ちを忘れてはならない。
私自身このことをいつも自分に言い聞かせている。
悪い方向に考えても良いことはひとつもない。
最悪の方向に心が向いてしまうと、途端に心と身体にまで悪影響が出てしまう。
いくら考えても、いくら落ち込んでも、服用してしまった精神薬を飲まなかったことには出来ない。
私はこの壮絶な体験を振り返り悪いことだけではなかったと考えることにした。
この薬害を知ることで自分と回りの人を救う知識と言う名の武器を持つことが出来たからだ。
もしも壮絶な薬害を経験しなければ、いずれ何らかの薬により病人になり、原因も解らないまま原因不明の不調を抱える高齢者になっていたかも知れない。
この薬害を経験したことで、医師を盲信することの危うさや薬に頼りきる危険性を知ることが出来た。
今は多くの人に私の経験を伝えたいと思っている。
そしてこの薬害の渦中にいても決して諦めないでほしいと願っている。
絶対に治るという希望を持ってほしい。
ベンゾ薬害を克服した人は大勢いるのだから …